過去に複数の借金がある方は、それぞれの借金についての過払いを調べることとなります。たくさんあると調べるのも大変ですが、過払い請求については時効がありますので、なるべく古い借金から確認するようにしてください。
中には過払い請求できるものと過払い請求できないものも出てくるかもしれません。
自分で過払いがあるかどうかがわからないという人は、なるべく早く法律家へ相談しに行きましょう。その際には、借り入れに関する書類を全て持っていくようにします。時効までの期間は10年です。法律家に依頼することになれば、面倒な手続きも全て対応してくれますので安心です。
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過払い請求は債務整理の一つで、過去に支払った借金の利息が高く、支払いすぎていた場合において請求をすることで、取り戻すことのできる手段です。一見、多重債務者の場合にはおこなえないようにも思えますが、該当するような場合には誰でも請求することのできる制度です。
しかしながら、請求ができなかった場合には、信用情報などに記載されてしまうケースもあり、日常生活に支障をきたしてしまう可能性もあります。専門的な知識も必要ですので、司法書士や弁護士といったプロに依頼して、過払い金の請求をするとまず間違いないでしょう。
弁護士と司法書士に依頼する過払い請求は、それぞれにメリットデメリットがあります。弁護士においてはオールマイティの取り扱いができますので問題はありませんが、その分かかる費用が割高になってくることがあげられます。
司法書士についてはかかる費用も割安な点があげられますが、借金総額140万円までであることと、簡易裁判所のみの取り扱いとなります。そのような特徴をしっかりと理解したうえで、自分にとってどちらが良いのか考えていく必要があるでしょう。無料相談の制度があるのであれば、双方の話しを聞いてみてもいいかも知れません。
弁護士は、どれくらいの金額でも回収が可能となっていて、司法書士のように制限が加えられることもありません。ただ費用が高くなっているので、報酬として払う金額が多くなりがちだと思ってください。それでも過払いを取り返したいなら、弁護士を使ったほうがいいでしょう。
対応してくれる範囲が広いことに加えて、相談もかなり行いやすく、対応してくれる方法も多く考えてくれます。しかも裁判で争うことになった場合、自分に変わって話をしてくれるのがいいところです。負担を軽減して、大掛かりな回収にも期待を持てるので、金額が多いなら検討してください。
法規制により最近では利息制限法の上限を超える金利で貸し付けを行う消費者金融はありませんが、2008年12月以前に借金をした人で、かつ完済から10年以内の人は、過払い金が発生している場合があります。
長期間返済を続けていた人ほど上限を超える利息を払い続けている可能性が高いので、その場合は弁護士に相談して過払い請求を行うことができます。請求自体は司法書士でも可能ですが、その場合は金額の上限が140万円と定められているので、借金額が大きい人は弁護士に相談するのが確実でしょう。引き直し計算は無料だったり、請求に伴う費用は返還された金額の中から一部を支払うという形の料金体系が多いので安心して任せられます。
過払い金を請求するときの基準について弁護士吉田泰郎氏が解説。
公開日:2011/05/25
高利息な借金返済の悩み解決について千代田中央司法書士事務所。
公開日:2009/11/09
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